傾聴力を養い、親身になって
品質、納期、予算のご要望に応え続ける

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Motegi

PROFILE

大森営業所

Motegi

2020年入社　営業事務職

慌てず焦らず、落ち着いてお客様のご要望に最善を尽くす

　営業事務職（フロアセールス）の業務内容は、お客様からの電話対応や見積もり作成、資材の発注業務などです。NIPは大きくインテリア、商業施設、ディスプレイ、サイン関係と4つのビジネスフィールドがありますが、営業事務の仕事にその垣根はなく、広い範囲で携われることが魅力だと思います。
　入社してしばらくは電話対応の多さに戸惑い、1年目と2年目の頃まではうまく要領をつかめず大変でした。今すぐに対応する必要があるのか、少し後回しにしてもいいのか。または他の案件を先に進めるべきかどうかと、優先順位をつけることに苦労し、3年目くらいから、自分なりの感覚が身についたような気がしています。
　ただ、大変だからと追いつめられるような気持ちになることはありませんでした。ゆっくり確実に仕事を覚えればいいとまわりのサポートに助けられたおかげで、特に焦ることもなくマイペースで仕事に慣れ、いつの間にか効率よく案件を進めるようになれたと感じています。
　電話対応では、明らかに急いでいる様子のお客様も少なくありません。ですが、それにつられて自分まで焦った気持ちになってしまうと、お客様のご要望に沿った正確な対応が難しくなり、その焦りはミスにつながります。まずは自分自身が落ち着くこと、時間がかかるのであればそのことを正直にお伝えすること。その上で、時間的にも内容的にも満足いただけるよう最善を尽くすことをいつも心掛けています。
　電話を切った後は営業所内のカタログの棚を見まわして資材の目星をつけ、メーカーの方にご相談して金額や在庫状況を把握。営業担当者にも相談しながら結論を導き出し、その結論をお客様にご提案すると、とても喜んでいただけます。お客様から頼られる存在として一つの仕事をまとめることができたと、自分自身、すごく充実した気持ちになれる瞬間です。

先輩社員の仕事ぶりと、周囲の優しい心配りが成長の意欲を高める

　営業所に電話をかけてこられるお客様が何を求めているのか。その状況は話されるトーンやスピードからある程度、判断することができます。
　慣れていない頃は戸惑ってばかりでしたが、先輩社員の落ち着いた口ぶりを参考に、少しずつ傾聴力が身についてきました。すぐ近くにお手本があることはすごく頼もしく、ただ真似をするだけで自然と察しが良くなり、お客様の要望を引き出してスムーズな対応ができるようになったと、成長を実感しています。
　これまでミスも多々ありましたが「どんどんミスしてかまわない」「経験値になる」「これからの予防策を講じるにあたっての事例になる」と、優しく諭してくださったおかげで、過度に構えることなく、安心して業務に向きあえています。
　「お客様がどれだけ急いでいても、対応を待っていただくだけの信頼関係は組織として築かれている」といったアドバイスも安心材料の一つでした。決して慌てずに、わからないことはまわりに素直に聞くことが、結果としてスムーズな対応につながることを、日々の業務で実感しています。

資材の多さは組織としての強み。営業事務の仕事はやり甲斐に満ちていた

　展示会に足を運んだり、街中の広告物などを目にしたりすると、例えば固定するための金具などを見て、自分の仕事が世の中に役立てられていると嬉しい気持ちになることがあります。これからのキャリアをもっと充実させるためにも、資格取得支援制度を目いっぱい活用して成長につなげたいです。
　資材の知識やお客様への提案力をさらに身につけることもこれからの目標で、先々は自分なりに積み上げた経験や知識、スキルを後輩の方々にきちんと伝えていきたいと思います。別の営業所から研修に来る、自分よりも年次の浅い社員の方を指導する役割も任せてもらえるようになりました。教えることは、同時に自身が教わる貴重な機会にもなっています。
　NIPが取り扱うアイテムはものすごく量が多く、すべてを把握するには確かに時間がかかりますが、それだけ多様なニーズをキャッチできるという強みの裏返しだと思います。建物であれイベント企画であれ、空間づくりの土台を支えるこの仕事は、やり甲斐に満ちていると、私は強く信じています。

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